26日は名取市箱塚屋敷という少し高台にある仮説住宅へ行かせて頂きました。
この日はとても寒い日でした。
仮設住宅を見ると、今断熱材等、防寒対策の工事をしている最中でした。
もうすぐ十二月です・・・
県により仮設の規模や大きさ、仕様は違うそうです後日福島の仮設へ行きましたが、玄関から壁の材質から空調から、こことは別物でした。ここの仮設住宅は明らかに、グレードが低かった・・・・
今回の炊き出しではテントを建て前面にコンロ8台並べて食べていただく方々に湯葉や作っているところを見ていただきながら並んでいらっしゃる時にお話をさせて頂いてました。
湯葉のことから地元の話、京都の話や、紅葉の話し、津波の話し・・たくさんの方達と話しをしました。
一人のおばちゃんのお話し・・・
4000万で凄く立派な家を建て、9年で津波で家を無くしたそうです・・・
御家族に犠牲者はいなかったものの、買い物をしようと引き出していた200万や、立派な家、その全てが津波で消えたんだと・・・
優雅に暮らしていた生活が急に家も無く非難所で並んで食べ物を貰わないと生きていけない・・・
なんでこんな惨めで恥ずかしい思いをしてるんだろー・・・
海が見えるだけで恐怖が込み上げて来て、人とも話したくなくなりずっとうつ病になっていたと・・・
妹が来ても話さず閉じこもり、周りのみんなを傷つけてたって・・・
病院に通い、やっと人と話せるようになったんだと、そのおばちゃんと30分程お話をしました。
京都の南禅寺に行った事があるよーって、有名な宿にとまったんだよーって
そんな思い出の写真も何もかもが流されたんだと・・・
朝の仮設住宅の中の気温は外と変わらない位寒いんだと・・・
ストーブ等の暖房器具の使用も禁止されてるんだと・・・
たくさんのお話しを聞きました。
やっと人と話すようになって来れたから、色んな話が出来て楽しかったと言って頂けました。
最終日に出会った石巻黄金浜のボランティアコーディネーターの藤田さんが言ってました
炊き出しを通じで話しをしたり、食べた料理の事で周りの人と話しが弾んだり
街の瓦礫はだいぶ片付いて来た。けどみんなの心はまだ瓦礫でいっぱいなんだ!!
人と話したり美味しいものを食べたり、そー言った楽しいって感情が一番心の瓦礫を取り除けるんだ!!
こんな今だからこそ、炊き出しがありがたいんだ!!と、言って頂けました。
僕も今回の炊き出しでは、特に話をする事の重要性を感じました。
勿論、人それぞれでしょうし、話したくない方もいるでしょうし、不用意な発言にも気を付けなければいけません、それでも、会話って重要だと感じました。
コメントする